せいめいのれきし
1泊2日の東京弾丸旅行へ行った際、上野へ宿をとり、
美術館2か所、科学館1か所、博物館1か所、ギャラリー1か所を
まわりました。
私よりも、もっとオタクのTさんをお供に。
私は、はじめて訪れました。ここ。
国立科学博物館のミイラ展は大人気。
長蛇の列。週末ともなると1・2時間待ちはざらとか。
Tさんは海外でなん百体ものミイラとご対面しているので、
エントランス誘導員の、どうみてもアルバイトの若者に、
ミイラについての難題な質問を投げかけている。(笑) まじか。
今回は、どうやらTさんのお気に入りミイラはないらしく、スルー。
ミイラはさておき、私は今回こちらの企画展にどうしても行きたくて。
結果、色々行った中で一番良かった!!
絵本『せいめいのれきし』はじめ、絵本になぞられて、
生命の進化が、子供にもわかりやすく展示されています。
子連れも多い。
そりゃ、小さい子には、ミイラ展よりこっちの方が怖くなくていい。
こちらの絵本が今回の展示品とリンクしています。
この絵本も自由に読めるようなスペースあり。
『せいめいのれきし 改訂版』
初版は1964年。なんと今から56年も前なんですね。
バートンさんは女性なんですよ。アメリカ人です。息子さんもいらっしゃいます。
何度も博物館に通い、8年もの歳月をかけ絵本を製作。
さらに、いしいももこさんの翻訳が、この絵本を輝かせています。
ほら、こんな風に、文章を日本語にはめたとき、絵みたいになっていますね。
バートンさん自身、画家としてご活躍されていましたので、このあたりの妥協は一切
ないですね。
幼いころからこの絵本を愛読してきたという、恐竜研究第一線で活躍中の真鍋真さんの監修により
2015年に改訂版がでています。
古生物学などの最新の発見や、進歩により、書き換えられている箇所があるようですね。
私は、科学絵本は正直得意な方ではないんですが、
77ページという大作絵本を前に、
壮大な映画、いえ、舞台をみているような感覚になります。
小学生では少し難しいかな。
大人でも、読み応え十分な情報量です。
こちら写真OKなので、撮ってきました。
レプリカもあるし、本物の化石や骨もあります。
この白い題名プレートに星マーク★みたいなのがあれば、本物らしいです。
生命の進化っておもしろい。
私の母親は献身なクリスチャンなので、小さいころから、
人間は神様が創造しつくられたもの。
さる→ヒト みたいな、教科書で習う進化論は信じなくてもいい。
と、本気で教えられていたので、
ほんとに、テストはそこらへんでると、0点をたたきだしてました。
でも怒られませんでしたね。
先生も、空気読んだんでしょうか。
なのでこのあたりの科学は本当に疎くて。
でも、今回この生命の歴史の展示は
そんな私にも、非常にわかりやすく、時間を忘れてのめりこんでいました。
この絵本もゆっくりまた読みたい。
次回3月末に東京行く予定あるので、これ、行きたい~!
息子がドはまりしていたキノコ。