プレゼントなしの誕生日でも最高に幸せだった
親になると、自分の誕生日より、子どもの誕生日についつい力をいれちゃいませんか?
食事に、ケーキに、プレゼントに、準備に毎年、大忙し!!
今年の息子の誕生日も、いつものように、そんな風になるのかなって思ってたんですが、大きな変化が!!
な、なんと、まず、息子が「ほしいものがないからプレゼントはいらない」と言い出したのです。
ギリギリまで、「これほしくない?あれほしくない?」いろいろ聞きましたが、「いらない」というんです。
なんか拍子抜けしてしまいました。
しかも当日、夫まで「今日は〇〇(息子)とオレが料理をつくる」と言い出した!!
え、そうすると、わたし、何にもしなくていいのですか?(笑)
そして、ふと思い出しました。誕生日は、自分を生んでくれた親に感謝する日なんだ、ということ。
自分の親にはそう思っていたけど、もしかして、息子もそう思ってくれているのかな。
お言葉に甘えて、その間、美容院へ行かせてもらいました。明後日、私のバイオリンの発表会なので、どうしても、みっともない白髪を隠したかったのです!
はじめて、ハイライト入れました。白髪隠しには、これが有効らしいです。
わたし、ひとりで、しみじみ思いました。
息子、7歳ですが、わたしも、ママ、7年目なんだ!
自分にも、「おめでとう」
おじいちゃん、おばあちゃんも我が家に呼んで、息子が司会進行、セルフプロデュースの誕生日会。
挨拶やら、ゲームやら、自分で一人で考えて、仕切ってやっていました。
しかも、おじいちゃん、おばあちゃんには、息子が自分で描いた絵までプレゼント。
お出迎えから、お見送りまで、おもてなしの精神がすごい。
献立まで書いています。
プレゼントがなくても、自分が考えて、みんなが楽しんでくれて、とても満足したみたい!
「おもてなし」という言葉をテーマにかかげ、人を楽しませることを身につけた7歳の誕生日でした。
わたしが、息子の誕生日に、自分を労わるきもちになれたのは、この絵本がきっかけでもあります。それがこちらです。
この主人公のパパをみて、自分にも素直に、「おめでとう」と思えたのでした。
「ぼくがあかちゃんだったとき」
浜田桂子/作・絵
(教育画劇)
(画像:ぼくがあかちゃんだったとき|創作えほん|紙芝居 児童書 教育画劇)
これは、パパさんに、とーってもおすすめなんです。
パパの成長が、絵にかき込まれているところが好きです。お子さまの誕生日に、ぜひ、読んでもらいたい1冊です。
ではでは!