絵本まくら

生活に居心地のよさを

父子家庭におすすめ!最高にポップな1冊

 

 

 

 

今日は6月9日。ロックの日です。日本セキュリティー協同組合が一般家庭におけるカギの見直し、防犯意識の啓発を目的に定めたそうですよ。

 

 

 

そのロックではないですが、、、最近、最高にロックで、ポップな1冊をみつけました。

 

タイトルからして、何!?ってなるんです。

 

表紙も、主人公らしきの女の子が、彼女らしき女の人を、猛烈に、にらんでいます

 

パパの彼女ということは、、、ママはすでに、いないよね?で、そのあとに、パパに新しく彼女ができたってことですよね。

 

うん、絵本では、珍しい設定ですね

 

 

『パパのカノジョは』

 

 

 

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『パパのカノジョは』出版情報

 


【著者】ジャニス・レヴィ/作 クリス・モンロー/絵 もん/訳
【初版】2002年
【出版社】岩波書店
【ページ数】32ページ
【定価】1700円(税抜き)

 


『パパのカノジョは 』内容紹介

 

パパの新しい彼女について、こどもの目線で語られています。血縁関係のない2人の微妙な関係が、ユーモラスに描かれています。

 

 


『パパのカノジョは 』感想

うん、最高にかっこいいカノジョ。見た目も最高にクール。

 

クッキー焼かなくて、野菜ばかり食べている、とか、ベジタリアンなのね

 

息子に読んだんですが、その時の反応。

 

あれこれ、命令しないし、くどくどお説教もしない、いつまでもいつまでもおこっていない。というところが、わたしと似ているらしい

 

しかも、この絵本をわざわざパパに読んでもらって、2人でさらに、このカノジョとわたしの共通点を確認して、遊んでる。(笑)

 

主人公と息子自身に接点がなくても、こうやって楽しむことができるのがおもしろい。

 

この絵本を読んで、パパのカノジョと、パパの娘の2人の距離感がすごく、程よいなあと思いました。

 

うまく見放してくれ、肝心の時にはそっと見守る。家族であっても、本来、その距離感を間違うと、厄介なことになる。

 

個人個人、自由なスタイルで生活していって、でも、視界には、ちゃんとお互い確認しあえる感じで、心地よく過ごしていく。

 

うーん、けっこう理想だなあとこの絵本から学びました。

 

第8回日本絵本賞翻訳絵本賞
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 特別推薦

 

 

 

 

全国の子育て頑張っているシングルファーザーに読んでもらいたい!

 

こどもがいても自由に恋愛してもいいし、こどもにとって、それが希望になることもあります。

 

もしかしたら、何不自由のない家庭よりも、もっと得るものが大きい関係が構築できるかもしれません。

 

 

 

 


『パパのカノジョは 』読むのにかかる時間

 

2分くらい