どうぞのいす
いすといえば、わたしはEテレ「みいつけた!」のコッシーがうかびます。
青いのが、いすのコッシー。緑が、さぼてんのサボさん。
(画像:NHKエンタープライズ キャラクターページ|みいつけた!)
イスが主役はれるなんて!!って、はじめ衝撃でした。
そして、いすの仲間たち。豪華絢爛(ごうかけんらん)!!
(画像:NHKエンタープライズ キャラクターページ|みいつけた!)
テレビもだけど、最近は、ほんわかな気持ちになれる絵本を、読みたいです。
↓タイトルだけで、優しい気持ちになります。
『どうぞのいす』
(画像:どうぞのいす - 作/香山美子 絵/柿本幸造 - ひさかたチャイルド)
『どうぞのいす 』出版情報
【著者】香山美子/作 柿本幸造/絵
【初版】1981年11月
【出版社】ひさかたチャイルド
【ページ数】32ページ
【定価】1000円(税抜き)
『どうぞのいす 』内容紹介
うさぎさんがつくった小さないす。そこには「どうぞのいす」と書かれています。
いろんな動物さんがやってきて、次のひとのために、いろんな食べ物を置いていきます。
『どうぞのいす 』感想
幼稚園の劇などでも人気なのではないでしょうか。
うさぎ、ろば、くま、きつね、りすたち。
うさぎさんの作ったいすは、しっぽつきなんですね。
おきまりのセリフがありますね。
「どうぞならば えんりょうなく いただきましょう」
全部たいらげた後、
「でも からっぽにしてしまっては あとの ひとにおきのどく。」
登場する動物みんなに、いやなやつがいない。
(写真:Kinoisu / 小さい椅子)
テンポよくよめますし、なぜか、読んでいても飽きないんです。ふしぎ。
落ち葉や、どんぐりがかかれているから、秋の絵本の読み聞かせにもぴったりですね。
どうぞっていう言葉、すごく気持ちいですよね。
電車で席を譲るとき、エレベーターで先に降りてもらうとき、
ハンカチをかすとき、おやつを半分こするとき。
何かを譲ったりあげたりすると、つかうことが多いのかな。
短いけど、あとあとまで、心に残る言葉ですね。
よし! わたし今から「どうぞ」を、たくさんいうぞ!!
『どうぞのいす 』おすすめ年齢
3.4歳から
『 どうぞのいす』読むのにかかる時間
2分半くらい
香山美子(こうやまよしこ)さんと。柿本幸造さんの作品はまだ他にもあります。