おじいちゃん
いま、わたしのほうの実家に来ています。
1年に数回しか会えませんが、息子は、おじいちゃんが大好きです。
もちろん、おばあちゃんも好きなんですが、
相手にしてくれるから、おじいちゃん子です。
そのかわり、おじいちゃんが、遊びに手加減しないので、しょっちゅうケンカします。
そんな中、こちらの絵本を思い切って、読んでみたのですが、、、、
6歳の息子は、「さいご、どういうこと?」意味が分からなかったようです。
いや、一瞬、とても悲しそうな顔をしたので、
もしかしたら、認めたくない、だから、わからないふりをしたのかな?
『おじいちゃん 』
(画像:おじいちゃん - ほるぷ出版 こどもの本のほるぷ出版)
『おじいちゃん 』出版情報
【著者】ジョン・バーニンガム/作 谷川俊太郎/訳
【初版】1990年1月1日
【出版社】ほるぷ出版
【ページ数】32ページページ
【定価】1350円(税抜き)
『 おじいちゃん』内容紹介
元気なころのおじいちゃんと孫娘のなにげないやりとり。老いとは何かを考えさせながら絵本づくりの名手バーニンガムが、かけがえのない生についてすがすがしく描き出します。
『 おじいちゃん』感想
こちら、おじいちゃんの死について、間接的にかかれています。
なので、とおくにいってしまいました。とか、お星さまになりました。とかも
かかれていません。
ただ、いつも座っていた、おじいちゃんのいすに、おじいちゃんはいない。
絵だけでも、もの悲しい感じは伝わります。
ジョン・バーニンガムさんは、イギリス出身の絵本作家、イラストレーターです。
2019年。84歳で、お亡くなりになられました。
こちら、ご本人です。
(写真:アマゾン)
個人的には、絵本の中の、おじいちゃんが、ジョンバーニンガムさんと重なります。
絵本のおじいちゃんと、孫娘の距離感が、四季折々の中で、どのページも
やさしく、とても丁寧にかかれています。
ラストシーンは悲しいんですが、女の子は、一生、おじいちゃんの事を、
忘れないでしょう。
おじいちゃん、これからも、息子やわたしたちのために、長生きしてね。
うん、息子は、このラストシーンの意味を、おそらく分かっている。
今日はおじいちゃんにいつもよりもっと、ベッタリしていたから。(笑)
『おじいちゃん 』おすすめ年齢
4・5歳から
『 おじいちゃん』読むのにかかる時間
2分半くらい
その他、おじいちゃんがテーマの絵本。
こちらもおじいちゃんの死について。ユーモアたっぷりだが、いろいろ考えるところの多いストーリー。
年を重ねていく、おじいちゃんと孫が、食パンとともに描かれています。
さこももみさんのお子様、本当にかいた、作文がヒントになっています。