高級住宅街のオアシス川
最近いいお天気ですね。川遊びの季節です。
ずっと家にいても煮詰まるし、精神衛生上おかしくなりそうなんで、先日、芦屋川に息子と遊びに行きました。
この辺りは、とてもモダンで静かな高級住宅街。
冗談でなく、ベンツ、BMWなどしか走っていません。
まあ、わたしは、ママチャリですれどね。はやいわよ。
ザーザーというマイナスイオン全開の川の音に癒される。
誰もいない。三密回避スポット。
兵庫県芦屋市の阪急芦屋川駅から北上したところにある川。
この先行き止まり看板あるから、知ってる人しかあんまりいかないかも。
この川は南に流れて、芦屋浜の海へと辿りつきます。
モザイク入れなくても、ピンボケしてる、へなちょこiPhone(笑)
そんな景色をみていたら、この絵本を思い出しました。
『かわ』
(画像:かわ|福音館書店)
『かわ』出版情報
【著者】加古里子/作・絵
【初版】1966年9月1日
【出版社】福音館書店
【ページ数】28ページ
【定価】900円(税抜き)
『かわ 』内容紹介
高い山の雪どけ水や、山に降った雨から生まれた小さな流れは、谷川となって山を下ります。小さな流れは、ダムに貯められて発電所で電気を起こしたり、激しい水の勢いで岩をくだいて小さな石ころにしたりします。そして、やがて平野に出るとゆるやで大きな流れになります。田んぼを潤し、水遊びや魚釣りの場となり、いつしか大きな川になって、最後に海へとそそぎます。一つの川をめぐる自然と人間の営みを横長の画面いっぱいに細部まで描き込んだ絵本です。
(引用:かわ|福音館書店)
『かわ 』感想
こちらの作品は、もともと、雑誌こどものともに掲載されました。
うーん。見開きいっぱい、壮大です。
(出典:かわ|福音館書店)
ちなみにこちら7メートルの絵巻バージョンもあります。
屏風みたいなのをイメージしてもらうとわかりやすい。
『絵巻じたてひろがるえほん かわ』
こちらこどものとも創刊60周年記念として、2016年に出版されました。圧巻の仕上がり。
作るの、技術的に大変だろーなー。。というのが伝わります。
実際、7か所をつなげる工程が難しく、手作業で行われたそうです。
2ページ分、より壮大にしあげるため、追加されています。
お値段も定価3000円と高め。しかしながら、加古さんの作品に対しての思い入れが伺えます。
昭和な風景や細かく書かれた絵、加古さんらしい。
川は海につながっていることが、一目瞭然で分かります。
ああ、加古さんの図鑑のような正確な絵が、ほんとに、大好きです。
『かわ 』おすすめ年齢
4さいから