世界で一番、女性からの支持を集める若き女性は
みなさんご存知と思います。この女性。マララ・ユスフザイさんです。
2014年に最年少でノーベル平和賞を受賞しましたね。
パキスタン生まれ、2012年、11歳の時、タリバンの武装勢力によって、銃撃されました。
その後多くの女性が教育を受けれるよう、世界に訴え続けています。
日本には、2019年に来日しましたね。
世界中の少女が12年間の教育を受けられるようになると、30兆ドルの、経済効果が得られると、支援を訴えました。
彼女について、こどもでもわかりやすい本をみつけました。
『マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』
(画像:マララさん こんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ | 西村書店)
- 『 マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』出版情報
- 『 マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』内容紹介
- 『マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ 』感想
- 『 マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』おすすめ年齢
- 『マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』読むのにかかる時間
『 マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』出版情報
【著者】ローズマリー・マカーニー/作 西田佳子/訳
【初版】2014年11月7日
【出版社】西村書店
【ページ数】32ページ
【定価】1200円(税抜き)
『 マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』内容紹介
マララ・ユスフザイは、みんなに勇気を与えてくれる女の子です。
パキスタンに暮らしていたマララは、学校にかよいたいとのぞんだために、
武装集団タリバンに銃撃されました。
そのときからマララは世界中の人々に注目されるようになりました。
マララの勇気は、世界中の女の子たちの権利を守る声になったのです。本書は、美しい写真とともにつづられたマララへのメッセージです。
世界中の女の子たちがマララに共感し、姉妹のような愛情をいだき、称賛の声をおくっています。
女の子が学校へ通えるようになるには、
貧困や差別、暴力など、乗り越えなければならない障害があるということを、
多くの女の子たちが身をもって知っています。
そんな女の子たちはこう思っています。
「マララはわたしたちのリーダー、わたしたちの味方、わたしたちの仲間なの」と。2014年10月、史上最年少でノーベル平和賞を受賞。
マララに勇気をもらった世界中の女の子たちからのメッセージをつづる写真絵本。
巻末ではマララが国連でスピーチした内容を子ども向けにわかりやすく紹介。
『マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ 』感想
この絵本はすべて、写真で構成されています。その写真は全国から送られてきたものだそう。
なので、マララさん本人が映っているページは、2ページほど。ほとんどが、一般の世界の人々の(主に女性)の写真です。
文字数は、たとえば、「おびえてくらすのではなく 世の中を変えるために、大きな声をあげなくちゃ」とか、その程度なので、読みやすいです。
その真意がわかるかどうか別にして、知ることはできます。
当たり前に教育を受ける権利が守られている日本では、考えられないような現実と、女性の訴えを。
この絵本では、マララさんを応援するメッセージがあふれています。
『 マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』おすすめ年齢
小学校低学年から
『マララさんこんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』読むのにかかる時間
2分30秒くらい(本文のみ)
こちらは、マララさん本人がつくった絵本です。
自分より、小さい子に、分かりやすく伝えるには、絵本で、と考えたからです。
『マララのまほうのえんぴつ』
(画像:マララのまほうのえんぴつ|ポプラ社)
【著者】マララ・ユスフザイ/作 キャラスクエット/絵 木坂 涼/訳
【初版】2017年
【出版社】ポプラ社
【定価】1500円(税抜き)
他にもありました!
「ひとりの こども、 ひとりの せんせい、いっさつの ほん、 いっぽんの ペン、それらで せかいを かえることは できるのです」(マララさんの言葉)
知る事、伝えること、少しでもできることから、自分にできることはないかと最近とても感じています。
お読みくださりありがとうございました!