ねないこ だれだ
みなさん、おばけって信じますか?
おばけはみたことなくても、いちどは目にしたことがあるのではないでしょうか。
せなけいこさんの、おばけの絵本。
『ねないこ だれだ 』
(画像:ねないこだれだ|福音館書店)
『ねないこ だれだ 』出版情報
【著者】せなけいこ/作・絵
【初版】1969年11月10日
【出版社】福音館書店
【ページ数】24ページ
【定価】700円(税抜き)
『 ねないこ だれだ』内容紹介
夜の9時です。「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ?ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。あれ?まだ寝ていない子がいますよ。おばけになってとんでいけ! おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。(引用:ねないこだれだ|福音館書店)
『ねないこ だれだ 』感想
17センチ×17センチの正方形のかたちの絵本です。子ども用のハンカチのイメージ。
ちいさい赤ちゃんにぴったりのサイズです。
ちいさいころから、絵を描くことが大好きだった、せなさん。
おばけより、小言をうるさくいう母親の方がよっぽどこわいといわれてます。(笑)
37歳で絵本作家になられました。
おみせの包装紙や封筒など、日常にある素朴な素材をつかって、
ハサミや手でちぎって、貼って、作品を仕上げています。
ご本人もいわれていますが、この絵本は、寝かしつけのためのしつけ絵本ではないということです。
単純に、こどもはおばけが好きだから、ということでつくられた絵本なんですね。
わたしもちいさいころ、寝ないとおばけがでるよっていわれてました。
わたしも、息子にたまにいいます。
でもあんまり効き目、ないんですよね。
妙に、ワクワクして、「ママはおばけ、みたことある?」とか、
「おばけって、どこからくるの?」とかね。
結局、会話が盛り上がっていって、そこに、
「ママがおこったら、おばけより怖いぞ」ってパパまで参戦してくる。
人間、目に見えない物って、基本、怖いですよね。
人の気持ち(本心)もそうだし、地震、病気、コロナウイルスだって、目に見えない。
むかしから、こどもの想像をかきたてる存在、それが、おばけなんです。
『ねないこ だれだ 』おすすめ年齢
1歳から
『ねないこ だれだ 』読むのにかかる時間
2分くらい
せなけいこさんの、おばけの世界観を存分にご堪能ください。
わたしは定期購読しています。絵本のいろんな情報がのっています。
月刊誌。バックナンバーもてにはいります。
やっぱり ねるか (笑)
グッズも豊富です。