ピーターラビットが世界でヒットした理由
ピーターラビットって、なんでこんなに人気なのか知っていますか?
それは、うさぎちゃんがかわいいから、では、ありません。
作者のビクトリクス・ポターがビジネスセンスがあったからなんです!
本当です。
絵本のキャラクターグッズを製作する権利特許を取得した、最初の絵本作家なんです。
はい、女性です。
自身でぬいぐるみを製作、デザインを特許に登録したそうです。
家柄がとてもよく、お金持ちのお嬢様として育ちました。
1866年イギリスのロンドン生まれ。
毎年家族で、スコットランドや湖水地方を訪れていたそう。
その際、自然に興味を持ち、特に、動物に関してはペットの死骸を研究したりしたそうです。
すごいですね。動物の描写がリアルな訳です。
キノコにも興味を持ち、31歳のときに、学術論文も発表しています。
女性という理由から認められず、そこから、絵本作家の道をたどります。
35歳の時に私家版を出版。翌年には『ピーターラビットのおはなし』を出版して、大ヒット!!
その後、担当編集者と恋に落ちるも、白血病で、結婚前にパートナーを失います。
波乱万丈ですね。
その後、47歳の時、弁護士のウィリアム氏と結婚。子どもはいません。
死後、彼女の広大な土地の遺産は、自然保護団体に寄付されたそうです。
もちろん、絵本のお話も魅力的なんです。
でも、実はちょっと残酷。
例えば、ピーターのお父さんは畑で事故にあい、ミートパイにされてしまいます。
衝撃的です。
他にもわりとブラックな内容がでてくるんです。
そこも、メルヘン過ぎないリアルさで、くせになる要素の一つな気がします。
彼女の生き様は映画化にもなっています。
こちらは物語が映画化されています。
2021年に『ピーターラビット2』も公開予定です!
それでは、お読みくださり、ありがとうございました。