としょかんライオン
先日、入学式でした。行きませんでした。
わたしの住んでいるのは兵庫県。
緊急事態宣言をうけて、ゴールデンウイークまで、小学校はお休みです。
なのに、なぜ、1日だけ何100人と集めて、式するの?
この疑問がどうしても解決できなかったわたしたち夫婦は、
息子も納得し、家族で欠席しました。
もちろん園庭で、風通しは良く、間隔を開け、マスク、除菌は徹底してる状況・・・・
というのはわかります。
休んでも欠席扱いにならないし、集合写真も延期、30分程度の縮小。
何のために、いくの? 桜のきれいな人のいない公園で、写真だけ撮りました。
1クラス1人くらいしか欠席がいなかったみたいで、
わたしは逆にそれにビビりました。
わたしがコロナで一番(でもないか)困っているのは、
図書館通いができないこと。
無料で、あたりまえに利用させてもたってたら、今、ものすごく、ありがたみがわかります。
以前なら、本が汚いとか、なかなか予約本がいらないとか、不満もありましたが、
贅沢過ぎましたね。
わたしが一番好きな、芦屋市打出分室図書館。
お休み 火・日
開館時間 10時~17時
建物自体がレトロで登録重要文化財に指定されています。
蔦(つた)のある壁面が目印。
建物の中は古く、そんなに本の種類は多くないですが、鯉のいる庭が、窓越しにとても美しいです。
わたしは、よく予約しに行くので、絶対に、顏おぼえられえます。
本日ご紹介するのは図書館を舞台とした絵本。
わたしの大好きな絵本でもあります。
『 としょかんライオン』
(画像:としょかんライオン - 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。)
『 としょかんライオン』出版情報
【著者】ミシェル・ヌードセン/作 ケビンホークス/絵 福本友美子/訳
【初版】2007年4月20日
【出版社】岩波書店
【ページ数】41ページ
【定価】1600円(税抜き)
『 としょかんライオン』内容紹介
いつも静かな図書館にライオンが現れ、みんな大あわて。でも心やさしいライオンは、すぐにみんなと仲良しに。ところがある日…。深い感動を呼び世界で話題の絵本。
(引用:としょかんライオン - 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。)
『としょかんライオン 』感想
6歳の息子にしたらしたら、少々長かったようですが、集中していました。
時間がないときに読んだから、わたしもちょっと落ち着かなかったので、
次はゆっくり読みたいと思います。
きまりを守ることは大切、でも臨機応変でいいんだよ、という、
決まりだけでない、大人の忖度というか、
本当はこうだけど、大目にみてね、な感じです。
わたしが容量悪くて、くそまじめ。息子もよく似てしまい、
融通のきかないところあるから、2人して、ぐっと見入ってしまった絵本です。
(画像:ファイル:Lion waiting in Namibia.jpg - Wikipedia )
まあ、ふつうに考えて、図書館にライオンって怖いです。
いや、それをいったら、絵本成り立たないですね。(笑)
この絵本では、館長さんのメリウェザーさんの表情がいいですね。
最後、部屋から飛び出して走っていく顔は、とくに注目してほしいです。
読み終わり、気持ちがすっきりする絵本です。
読み応えのある文章の長さ、途中飽きてきても、またふっとお話にもどってくることできるので、
小学校低学年の読み聞かせにもいいかなと思いました。
『 としょかんライオン』おすすめ年齢
公式サイトでは幼児となっています。
読んだかんじだと、6歳くらいから。
『 としょかんライオン』読むのにかかる時間
18分くらい
ライオンが主人公の絵本
こちら、男の子と、かわいいぬいぐるみサイズのらいおんのお話です。
アンパンマンの作者の絵本です。アンパンマン以外だと知らない人が多いと思います。
ライオンの色の描写がとても見ごたえありです。